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Vol.3
2019.4.26

ブラインド(カーテン)の取り付けで
より快適な「天窓のある住まい」を

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天窓のある、明るく快適な家。リビングで、キッチンで、子ども部屋で。小さくても天窓は室内にしっかり自然光を導きます。自宅の新築にあたって天窓の設置を希望される方が多いのもうなずけますね!
そんな天窓の採光性の高さは、実は建築基準法にも定められたもの。なんと、天窓には一般的な壁面の窓の3倍の採光効果があると規定されているのです。

とはいえ、ここは日本。採光性が高いとなると、今度は日差しの強い夏にはまぶしさや暑さが心配…と思われるかもしれませんが、最近の天窓にはアルゴンガスを充てんしたペアガラスやLow-Eトリプルコーティングを施したガラスなど、遮熱・断熱性ともに高いガラスが使われていて、「天窓から光が入る=夏場は暑い」は当てはまらなくなってきています。

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ブラインド(カーテン)の設置でより快適に

そんな今どきの天窓をさらに快適に使うのにオススメなのが、開閉式の天窓とブラインド(カーテン)の設置を同時に進めること。開閉のできる天窓なら屋内の空気の通りをよくすることができますし、さらに、ブラインド(カーテン)をセットした天窓には次のようなメリットがあります。

「直射日光のまぶしさ」を抑えられる
人がサングラスをかけるようなものですから、当然ですね!

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太陽光をブラインドが受けるので、「人が感じる暑さ」を和らげることができる
直射光が当たった場所は熱を持ちますが、それが床や壁ではなく、人の体から遠いブラインド(カーテン)となることで、体感温度が低くなります。

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「光の調整と風通し」を両立することができる
ブラインド(カーテン)の取り付け位置に配慮されているタイプを選べば、日除けと通風が両立でき、部屋の排熱ができるという開閉式の天窓のメリットが損なわれません。(採光だけが問題となる場所など、開閉させない天窓を設置している場合も、ブラインドを取り付ければ、上記のまぶしさの軽減や体感温度を下げる効果は期待できます。)

天窓用ブラインドはお部屋に合わせて選べる

ブラインド(カーテン)は天窓専門のメーカーのものなら形や材質、使い方などによって、いくつか種類がありますが、ここでは光のさえぎり方から3種類、実際のブラインドの例を取り上げてみます。

まずは直射光を拡散させ、まぶしさを和らげつつ、ある程度の明るさをキープするタイプ。リビングなど日中に人のいることが多い部屋におすすめです。

次は、遮光性が高く、必要に応じて部屋を暗くできるタイプ。落ち着いた雰囲気にしたい寝室などに使うとよいでしょう。

3つめは、ブラインドと言われていちばんピンと来そうなルーバー(よろい戸)タイプのもの。アルミの羽根の角度で光の量をコントロールします。視線をさえぎる方向も変えることができ、洗面所やキッチンに適しています。(設定のない天窓もあります。)

ブラインドは取付位置によって効率の違いが

光の量を簡単に調節できるブラインド(カーテン)ですが、その取り付け位置については少し注意が必要です。というのは、開閉させない天窓ならブラインドの設置位置は問題にならないのですが、開閉式の天窓の場合、せっかくの通風性が損なわれることがあるのです。

下の図のように、“ 額縁”と呼ばれる天窓のある天井面に設置したブラインド(カーテン)を下ろすと、風の通り道をさえぎってしまいます。これでは、天窓の大きなメリットである通風性が台無し。一方、天窓の内側サッシに取り付けるブラインドなら、ブラインドを下ろしたままでも通風が確保されるので、排熱を行う意味でも断然おすすめです。

風の通りを遮ってしまうブラインド
風の通りを遮ってしまうブラインド
風の通りを遮らないブラインド
風の通りを遮らないブラインド

天窓とブラインドを自動調節することも可能

ブラインド(カーテン)と天窓で、明るさと快適室温を両立させた自宅――夢が広がりますが、こまめに開け閉めするのはめんどくさいかも…と思ってしまう方がいるかもしれません。

大丈夫、そういう方には電動リモコンでの調整も可能なタイプがあります。

電動リモコンでの調整

しかも太陽光による充電だけで、ブラインド(カーテン)の開閉ができるソーラーブラインド仕様が!

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夏季にブラインドを使った様子を紹介する工務店さん「ナチュールホーム」

さらには、天窓&ブラインドが自動開閉するシステムも開発されています。なんと、壁付けスイッチのような小さいセンサーが、ネットから得たその時々の室内環境と気象データに合わせて天窓やブラインド(カーテン)を自動開閉し、最適な状態に保ってくれるのです。


VELUX の場合、無線式リモコンで動作する、VS 電動タイプ、VSS ソーラータイプ、ソーラーブラインド(プリーツ、ハニカム)にVELUX ACTIVE というシステムが提供されています。

もちろん、手動で天窓の操作自体を楽しむのも大いにアリ。大切なのは、天窓や付帯設備にどのような選択肢があるかをよく知り、ライフスタイルにマッチした天窓を選ぶことですよね。

あとからブラインドは付けられる?

天窓にブラインド(カーテン)を付けておくと快適性が上がるのはわかったけれど、今すでにある天窓にブラインドを付けることはできるの?
そんな疑問をお持ちの方のために、天窓にブラインドを後付けする際のチェックポイントと、その理由をまとめてみました。

あとからブラインドは付けられる?
天窓とブラインドのメーカーは同じか?
後付けができるケースが増えています。VELUX の場合、アフターメンテナンスでブラインド後付けもできます。
ブラインドはソーラータイプか?
ソーラータイプは配線が不要なので、あとからでも比較的設置しやすいです。
メーカーはわかっているか?or製造中止の天窓ではないか?
以前は様々なメーカーが天窓を提供していましたが、2019 年3月現在、日本で住宅用の天窓を販売しているのはVELUX とLIXIL の2社となっています。そのため天窓メーカーの純正ブラインド(カーテン)を入手するのは難しい場合が多いと思われますが、幸い、天窓のある天井部分に設置できるタイプのブラインドをブラインドメーカー各社が用意しています。
SEIKI(セイキ)のハニカムサーモスクリーンなど様々なタイプがあるので、検索してみてはいかがでしょうか。また、購入する前に信頼できる工務店に相談されることをおすすめします。

今回は、天窓に設置するブラインド(カーテン)についてご紹介しました。一軒家に天窓の導入をお考えの方はぜひ、同時にブラインド(カーテン)も検討してみてください。きっと、あなたの「天窓のある住まい」がより快適にハッピーになることでしょう。